民営化法案、否決

民営化法案、否決。その時、郵便局
「否決の流れが強い」という連日の報道。そして採決当日・・・午前中は、さすがに職員一同与えられた職務をこなしていました。問題は昼休みです。食堂のTVでは甲子園を流していました。民営化法案には興味がない、みたいに。どうやら職員の休憩室のTVでは国会中継を見ていたようです。自分は携帯と睨めっこをしつつ、どうなったのか行方を気にしていました。
午後の始業時間間際。「17票差で可決したぞ」という声が。・・・「ま、まさか」と思いました。自分は反対派なんで*1。少し時間が経って、その人が「あ、見間違いだった」と。携帯でニュースを見ました。『否決』という2文字を見てホッとしました。
始業時間になると、いろいろな意見が飛び交ってましたね。もちろん職員の中にも賛成派の人はいます。でも郵便局の内部全体で見ると、やはり反対派が多かったんじゃないでしょうか。労組の掲示板とかにもデカデカと「反対」とか、「否決優勢」とか書いてありましたし。
そんなに大した騒ぎでもなかったですね。むしろ「否決が当たり前」的な雰囲気が流れていたようにも感じました。これから先、本当に「民営化」が必要な時期が来るかもしれません。その時に民営化すればいい訳で、今すぐにやらなければいけない【改革】ではないように思います。でもぶっちゃけた話、今の【半民半官】というスタイルになってから、結構郵便局も良くなったんじゃないかな、と思います。ただ単に国民への奉仕者としての【体質改善】が必要だったんじゃないんですかね。

*1:別に公務員という地位を守りたいから、という理由ではない